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プレスリリース

2004年09月15日

別紙.夜間通行止めの工事概要と技術的特徴

(1) 工事概要

 JHでは三郷JCTの渋滞対策として、常磐自動車道から国道298号への出口専用ランプを新設します。今回は供用中道路に影響する範囲において、新設ランプ橋の架設及び既設ランプ橋の拡幅架設を行います。JCT内という非常に狭小な施工ヤードでの施工であり、また桁架設箇所は、供用中道路に近接していることから、安全を十分に確保する必要があります。
 1回目の通行止めでは、Fランプ(首都高速道路6号三郷線→東京外環自動車道及び国道298号(草加方面))上空の橋梁架設を500tトラッククレーンの相吊りにより、1夜間で行います。
 2回目の通行止めでは、常磐自動車道(上り線)、首都高速道路6号三郷線、Aランプ橋(国道298号(松戸方面)→常磐自動車道)、Cランプ橋(首都高速道路6号三郷線→国道298号(松戸方面))、Dランプ橋(国道298号(草加方面)及び東京外環自動車道→首都高速道路6号三郷線)の上空において、360~500tクレーンを同時に6台使用して、6箇所の橋梁架設を1夜間で行います。

(2) 技術的特徴

 新設ランプ部は、耐震性に優れ、支承が不要で維持管理費の低減が図れる剛結構造を採用しています。
 また、架設に際して通行止め時間をできるだけ短くするための対策を以下のように行っています。
 1. 桁の連結作業無しでクレーンが開放できるようにベント又はセッティングビームを事前に設置
 2. 架設ブロック長を最小とし重量を低減することで、架設1ブロックに対して、小型化した1つのクレーンで架設
 なお、桁架設後の規制を減らすために、供用中のランプ上においては、取り外す必要のない型わくや落下物防止柵を事前に設置します。