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プレスリリース

2000年09月05日

別添資料1 3ヶ年で実施した代表的縮減項目事例

1.裏面吸音板の材料費の見直し

施策の概要:裏面吸音板の材料調達において製品指定から性能規定による発注方式に変更したことにより、材料費の低価格化が進んだことによる縮減を図る。

1.裏面吸音板の材料費の見直し施策概要図

2.RC橋脚耐震補強の注入剤の見直し

施策の概要:RC橋脚耐震補強の注入剤は従来からの実績からエポキシ樹脂を用いていたが、模型実験から同等の効果が得られることを確認し、無収縮モルタルに変更し縮減を図る。

2.RC橋脚耐震補強の注入剤の見直し施設概要図

3.鋼橋における工場塗装範囲の拡大

施策の概要:塗装の一層膜厚を厚くし、二層から一層に簡素化する。また、現場継手部を除く外面を工場塗装にすることにより、現場での塗装工程を省力化し塗装労務費と塗装足場費の縮減を図る。

3.鋼橋における工場塗装範囲の拡大施設概要図

4.換気方式の変更によるトンネル断面変更

施策の概要:都市内トンネルの標準的換気方式である横流方式を、シュミレーション解析により同等の機能を有ことを確認し縦流方式に変更する。
縦流方式の採用により換気ダクトが不要となり、トンネル断面が縮小されることからトンネル躯体材料及び仮設費の縮減を図る。

5.トンネルセグメント設計法の見直し

施策の概要:セグメントの設計は、継手部を考慮しない慣用法を採用するのが一般的であったが、実験を実施し継手部の剛性を適正に評価した解析手法(梁-バネモデル)を採用することにより、セグメント厚を薄くすることができ、セグメント材料費及トンネル掘削費の縮減を図る。

5.トンネルセグメント設計法の見直し施設概要図