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プレスリリース
(2006年度)

2006年07月31日
首都高速道路株式会社

3年後渋滞半減、10年後渋滞解消を目指して
~ 首都高渋滞対策アクションプログラムを策定 ~

 首都高速道路株式会社は、「お客様第一」の経営方針に基づき、お客様にご満足頂ける質の高いサービスの提供を目指しています。
  しかしながら、満足度調査においては、7割のお客様が渋滞緩和のための対策について不満と回答しており、平成18年1月に実施した渋滞対策に関する意見募集においても多様なご意見を多数頂いています。また、「首都高辛口応援団~民営首都高のあり方を考える懇談会~」からの提言 (6月26日)においても、プライオリティを付けた渋滞対策プランの作成と速やかな実行が求められています。
  首都高速道路(株)では、これらのご指摘を踏まえ今後の道路ネットワーク整備やボトルネック対策などのハード対策と情報提供や料金施策などのソフト施策をまとめた首都高渋滞対策アクションプログラムを策定しました。
  実施に当たっては、各施策について優先順位をつけ関係機関とも連携し迅速かつ重点的に取り組むとともに、進捗状況の的確な管理と広報に努めます。また、対策の進捗状況や利用状況の変化に応じて本アクションプログラムを随時見直します。

施策の項目

  ○道路ネットワーク整備 ○ボトルネック対策等 ○標識・区画線の改良
  ○情報提供の多様化・高度化 ○料金施策による需要調整 ○事故・故障車渋滞対策
  ○工事渋滞対策 ○広報の拡充などその他の対策

実施スケジュールと渋滞緩和効果

  短期施策:中央環状新宿線の全線完成などにより概ね3年程度で渋滞を半減させる
  中期施策:中央環状品川線の完成など概ね10年以内で渋滞を解消することを目指す

環境改善効果(上記施策の実施による効果)

  二酸化炭素(CO2)削減効果は年間約40万t 代々木公園700個分の照葉樹林に相当
  窒素炭化物(NOx)削減効果は年間約400t 普通自動車17万台の電気自動車転換に相当
  浮遊粒子状物質(SPM)削減効果は年間約30t ペットボトル(500ml)約30万本に相当

お問い合わせ

首都高速道路株式会社
計画・環境部 渋滞対策グループ
 TEL03-3539-9396(直通)
広報室
 TEL03-3539-9257(直通)