国土交通省と首都高速道路公団は、ITS(高度道路交通システム)の技術を活用した新しい交通事故防止対策として、首都高速道路4号新宿線(上り)参宮橋カーブ区間で2005年3月1日(火)から5月31日(火)まで社会実験(別添1)を行います。

 今回社会実験を行うのは、見通しの悪いカーブの先にある渋滞末尾などの停止・低速車両情報を、カーブ手前のドライバーにカーナビ(3メディアVICS対応※1)を通してリアルタイムに提供し、追突事故やヒヤリ・ハットを削減する事故対策です。これは、車と道路の連携により事故防止対策を行うAHS※2の一環としての新たな試みで、実験期間中は、3メディアVICS対応カーナビを持つドライバーがこのサービスを体験出来ます。

 また、今後のサービスのあり方の参考とさせていただくために、サービスを体験された方などから広く御意見を募集します。

<意見応募先>
社会実験事務局ホームページ:http://sangubashi.ahsra.or.jp
(携帯電話からもアクセス可能です)
<意見募集期間>
2005年3月1日(火)~5月31日(火)
・首都高速道路パーキングエリア等に置いてあるチラシでもFAXや郵送で応募可能です。
・頂きましたご意見に対しての個別の回答は致しかねますので、あらかじめご了承願います。

※1 3メディアVICS対応カーナビ:道路上のアンテナ(ビーコン)からの情報を受信できる機能を持ったカーナビが3メディアVICS対応カーナビです。運転中、ビーコンからの情報を受信すると、カーナビ画面に渋滞や所要時間などの情報が自動で割り込み表示されます。
※2 AHS:Advanced cruise-assist Highway Systems(走行支援道路システム)