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プレスリリース
(2024年度)

2024年10月31日
中央区
首都高速道路株式会社
独立行政法人 日本高速道路保有・債務返済機構

都心環状線(築地川区間)の更新事業にあわせて、上部空間を活用した魅力的な都市空間を創出します~「築地川アメニティ整備構想」の実現に向けた基本協定を締結~

中央区(東京都中央区、区長:山本 泰人)、首都高速道路株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:寺山 徹、以下「首都高」)及び独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構(神奈川県横浜市、理事長:高松 勝)は、都心環状線(築地川区間)の更新事業※1にあわせ、中央区で策定した「築地川アメニティ整備構想※2」に掲げる魅力的な都市空間の創出に向け、築地川区間の掘割部の蓋掛け(以下「覆蓋化」)に関する基本協定を本日締結しました。

今後、3者は本協定に基づき、新しく安全な擁壁へ造り替えるとともに、憩いとにぎわいの場となるみどり豊かなアメニティ空間の完成を目指し、三吉橋から万年橋区間の覆蓋化に向け、連携して進めていきます。

更新事業にあわせた上部空間※3の活用イメージ 首都高作成

更新事業にあわせた上部空間※3の活用イメージ 首都高作成

基本協定の主な内容

首都高の築地川区間の更新事業と中央区の「築地川アメニティ整備構想」の実現に向け、擁壁更新と覆蓋化を一体的に行うために、基本的事項について定めたものです。

  1. 更新事業と覆蓋化で整備される構造物等(以下「構造物等」)の施行区分、資産区分、維持管理区分に関すること
  2. 覆蓋化工事における首都高への施行委託に関すること
  3. 構造物等の維持管理の実施に関すること
  • ※1 都心環状線(築地川区間)では、建設後60年が経過しており、コンクリートの剥離や鉄筋の腐食が顕著であるとともに、古い基準で建設されており、強度も不足しているため、現行基準に合った擁壁に造り替える更新事業を実施
  • ※2 築地川アメニティ整備構想(令和元年9月中央区):1964年東京オリンピックの開催を契機に、かつての築地川を埋め立て都市の基盤整備を図った首都高速道路都心環状線の築地川区間において、自然豊かで、区民一人一人の快適で多様なライフスタイルを支える世代に相応しい都市のアメニティ空間の創出に向け、区の考え方を示したもの
  • ※3 上部空間の設計に関する協定を中央区と首都高間で別途締結