CORPORATE INFORMATION
わたしたち首都高グループは、ひと・まち・くらしを支え続け、未来に向けてさまざまな課題に取り組んでまいりました。
一方、気候変動等に代表される社会課題の顕在化は止まりません。
わたしたちは、持続可能な社会として100年先も豊かに進化し続ける首都圏を目指しています。
そのためには、自然環境へ配慮しながら、強靭かつ安全・安心な高速道路インフラの整備が必要です。
あわせて、首都圏の経済成長を支え、活性化させていく必要もあります。
さらに、これらを実現するためには、首都高グループの社員が活力を持ち、柔軟に働ける職場環境の整備も重要です。
これらの社会課題を解決しながら、これからも豊かな首都圏を守り残す未来への道しるべとして存在意義を発揮し続けられるよう、
わたしたち首都高グループは、100年以上先の首都圏を見据えたサステナブルな長期視点の経営を行ってまいります。
これからも、変わりゆく社会の中で頼りにされる存在であり続け、日々の様々な事業活動を通じて「100年先も豊かに進化し続ける首都圏」の実現に貢献していきます。
首都高グループのパーパスは、「安全・安心な道で、ひと・まち・くらしを未来につなぐ」です。その中には、安全性と快適性を確保しながら、首都高ネットワークを継続的に提供することに加え、時代のニーズに応じて進化と深化を重ねつつ、さらに発展させていくことで、社会に不可欠な存在としての責務を現在から未来に向かって果たし続けていく意志が込められています。また、同時にこれらの取り組みを首都圏のみならず、日本全体の活性化へつなげていきます。
「2050年のありたい姿(ビジョン)」を起点に、現在の解決すべき社会課題とのギャップを踏まえ、首都高グループが取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を9つ特定しました。事業を通じた価値創出のみならず、それを支える組織を体現すべく、企業風土・組織・人財といった課題にも踏み込んだものとなっています。挑戦に寛容な環境、道路事業に依存しない経営基盤、未来志向の首都高人財の育成などに取り組んでいくことで、さらなる飛躍を遂げていきます。
| 事業を通じた価値創出 | 1.安全・安心の追求 2.快適・便利なサービスの提供 3.技術開発・DXの推進 4.環境・社会への対応 5.成長分野への挑戦 6.都市・街づくりへの貢献 |
|---|---|
| 価値創出を支える組織の体現 | 7.挑戦する企業風土の醸成 8.強固な経営基盤を有する組織の構築 9.未来志向の首都高人財の育成 |
当社では、サステナビリティ推進会議及びCS・サステナビリティ推進部を設置し、下図の体制でサステナビリティ経営を推進しております。
サステナビリティ推進会議では、サステナビリティに関する重要事項や、CS・サステナビリティ推進部が企画・立案したサステナビリティに係る施策についての審議をしております。
また、サステナビリティ推進会議での審議を踏まえ、必要に応じて取締役会に報告しております。