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2019年07月16日
2019年2月15日にホームページにてお知らせしましたが、横浜北トンネル換気所の低濃度脱硝装置の二酸化窒素(NO2)除去率が低下する日が2018年12月から2019年1月にかけて発生しました。除去性能改善に向け機器調整を行った結果、2019年1月29日以降は除去率が回復しております。
この度、除去率低下の原因と対策がまとまりましたので、お知らせ致します。
今回の横浜北トンネル(子安台換気所、馬場換気所、新横浜換気所)の二酸化窒素(NO2)除去率低下の原因は、脱硝剤の再生工程で生じる生成物(塩(えん))(以下、「塩(えん)」という。)が冬期の低温時に結晶化し脱硝剤の目詰まりが発生した結果、⼆酸化窒素(NO2)の吸着を妨げ低濃度脱硝装置の除去率低下を起こしたものです。
(参考)脱硝剤の再生原理
再生工程で生じた塩は、水による洗浄を行うことで除去しておりますが、洗浄を適切な時間をかけて行えば十分除去できることがわかりました。今後の対策として、洗浄時間の延長を行い、特に冬期シーズン前には十分な時間をかけ入念に塩を除去いたします。
(参考)塩が付着した脱硝剤と塩を十分に除去した脱硝剤
今後も管理を徹底し、安定した脱硝機能を維持させます。