EFFORTS OF SHUTOKO
火力発電所や工場からの排出ガスを対象とした高濃度、高温ガスを処理する脱硝技術は産業公害対策として実用化されていましたが、山手トンネルに採用されている低濃度脱硝設備は、低濃度、常温、大風量のトンネル内空気を対象とし、狭隘な換気所スペースにおいて設置可能とした設備です。低濃度脱硝設備を設置することにより、換気塔周辺の環境負荷の低減に努めています。
火力発電所や工場からの排出ガスを対象とした高濃度、高温ガスを処理する脱硝技術は産業公害対策として実用化されていましたが、山手トンネルに採用されている低濃度脱硝設備は、低濃度、常温、大風量のトンネル内空気を対象とし、狭隘な換気所スペースにおいて設置可能とした設備です。低濃度脱硝設備を設置することにより、換気塔周辺の環境負荷の低減に努めています。
低濃度脱硝設備はSPM除去装置(電気集じん機)と低濃度脱硝装置で構成されています。SPM除去装置(電気集じん機)、低濃度脱硝装置により、トンネル内に排出された浮遊粒子状物質(SPM)、二酸化窒素(NO2)を効率よく除去します。