首都高速道路株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:菅原 秀夫)は、平成27年3月7日(土)に開通しました中央環状線(高速湾岸線~高速3号渋谷線)について、開通後6ヶ月の整備効果をとりまとめましたのでお知らせします。
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中央環状線全線開通後、移動時間短縮によるストック効果※が、物流の効率化とともに、広域的な社会・経済活動にも波及。
(※ストック効果:整備された社会資本により、国民の生活や経済活動に継続的に便益をもたらす効果)
ストック効果:物流の効率化
- 中央道方面と大井埠頭・羽田空港方面の貨物車輸送において、これまで一般道路や都心環状線を利用していた交通の約8割が中央環状線経由に転換し、輸送時間は約3割短縮。
ストック効果:広域的な社会・経済活動への波及
- 移動時間短縮に伴い、高速バスのダイヤ改正が行われたことにより、郊外のアウトレット等の訪問先での滞在時間延長が可能。
- 関東近辺の観光バスツアーでは、移動時間短縮に伴い、観光地での滞在時間が延長されるケースもあり、観光する時間や買い物時間が増えることで、観光地での経済効果も期待。
- 中央環状線やその周辺の混雑箇所については、更なる快適走行を実現するため、引き続き、ネットワーク整備や車線拡幅、効果的な情報提供等の対策を進めてまいります。