S.IkedaInterview

1年目から大きな裁量を与えられ 多彩な設備を生み出していく、 技術者として興味が尽きない環境

S.Ikeda

東京東局 施設保全設計課
工学部 電気電子工学科卒 
2022年新卒入社

新卒入社

技術系総合職(電気)

2022入社

首都高速道路株式会社に入社。東京東局施設保全設計課に配属。
技術系総合職(電気)として、主に電気設備・通信設備の設計の取りまとめや発注業務を担当する。

Interview Movie約1分50秒

S.Ikeda 東京東局 施設保全設計課

震災時に生まれた思いを胸に
首都高を支える幅広い設備を創造する

入社のきっかけは、小学6年生のときに地元長野で東日本大震災を経験したこと。被災地では道路の陥没や電気・ガスの供給が停止するなど、ライフラインが機能不全に陥っている現実を連日のニュースで目の当たりにし、インフラの存在は「当たり前ではない」ことに気づかされたんです。そのときから、「将来は、多くの人々の当たり前の生活を守り、支えていける人になりたい」との思いが募っていきました。

大学時代に電気電子工学を専攻し、太陽光、風力、水力などの再生可能エネルギーを利用した発電の仕組みを学んだのも、震災時の想いが根底にあったからです。就職活動時においてもその気持ちに揺らぎはなく、首都圏の道路インフラを手掛ける首都高であれば、長年の思いを実現できると考え、入社を志望しました。

2022年の入社以降、電気職として、主に電気設備や通信設備の新設・更新・保全に関する管理業務を担当。具体的には「次はこんな仕様の設備をいつまでに納品する」といったプロジェクトの全体像の設計から、外部のコンサルティング会社に作成依頼した図面のチェック、発注業務まで幅広く担っています。

当社の電気職は、一人ひとりが幅広い業務を担っている点が特徴です。私の担当設備もトンネル警報板・信号機をはじめ、照明設備や通信設備、ETCなど多岐にわたり、日常業務を通して「自分の仕事が首都高を支えている」と実感できる瞬間が数多くあります。

現場との連携業務と、大きな裁量権を
与えられる環境が仕事のモチベーションに

最近特に印象に残っている業務は「大規模施設管制システムの刷新プロジェクト」です。施設管制室内に設置されている管制システムは主に、受電設備や照明設備などの状態をリアルタイムで管理する「施設管制」と、事故や火災発生時の二次災害を防ぐために各種設備を遠隔でコントロールする「防災管制」の2つの役割を担っています。

現場の管制官に改善要望をヒアリングしたところ「これまで以上に早く異変を察知できるように、画面をより見やすい仕様に変えてほしい」との意見が出ました。社内での打ち合わせを重ね、従来のプロジェクターを用いた投影方式から液晶ディスプレイの新規導入が決定しました。定期的に施設管制室に出向くたびに、担当設備の状態が管制システム上で映し出され、しっかり機能していることが確認できます。異常検知後のアラートを元に、管制官が保守部隊に出動を要請するシーンに立ち会うと、“首都高を支えている実感”を持つことができ、仕事のモチベーションは上がりますね。

また、若手に対し大きな裁量権を与えてくれる環境にも、仕事のやりがいを感じています。昨年5カ所の受変電設備を新たに発注する業務を任せてもらったのですが、その業務規模は約10億円。全体スケジュールの作成や価格交渉など、メイン担当者として一連の業務を任せてもらい、無事発注までやり遂げたときの安堵感と達成感は言葉にならないほど大きかったです。

未経験の業務から新たな興味が生まれ
スキルアップにつながる好循環

周りの社員が丁寧にフォローしてくれるため、新しい業務にも意欲的に挑戦できます。局長や課長は率先して話しかけてくれますし、入社3年未満の若手社員が集う定期的な親睦会などもあり、業務上の不明点や仕事の悩みを相談しやすいんです。今年7月の部署異動で課長と一部社員の入れ替わりがありましたが、皆さんフランクな方ばかり。職場の雰囲気の良さは、特定の課に限ったことではなく、当社の社風だと感じています。

幅広い業務を通して、自身の世界観を広げられる点も、当社の魅力ですね。レインボーブリッジの開通30周年を祝うPRイベントにも、ライトアップ担当として参加。橋上の照明設備の更新時期が近づいていることを知り、ゆくゆくは更新プロジェクトに携わりたいと考えています。

当社の電気職には一つの分野を追究したい方よりも、いろいろな業務に好奇心を持って対応できる方が向いていると思いますし、より楽しんで仕事を行えるのではないでしょうか。実際私も、管制システムの更新プロジェクトを担当したことで、通信設備への興味が高まり、電気通信関連の資格取得に向け、勉強に取り組んでいます。目指すは“多くの人々の当たり前の生活を守り、支えていける人”。将来的には「複数の得意分野を持つ技術者」に成長することが、今後の私の目標です。

※所属・部署名等はインタビュー当時のものです

Schedule1日のスケジュール

09:00

出社

予定やメールを確認し、To doリストを用いて業務設計をします。

10:00

打ち合わせ

課内の電気職の社員と今後のプロジェクトの進め方について、すり合わせします。

11:00

内容の整理

打ち合わせ内容の整理及び午後の打ち合わせ資料の準備を行います。

12:00

お昼休憩

13:00

打ち合わせ

外部のコンサルティング会社に、今後のプロジェクト方針や改善要望などを伝えます。

14:00

内容の整理

打ち合わせ内容を整理します。

16:00

資料作成・確認

明日の打ち合わせ資料の作成およびチェックを行います。

19:00

退社

Day Offオフの日の過ごし方

体を動かすことが好きで、休日はよく運動しています。子供の頃から水泳が好きなこともあり、今年初めて大学時代の友人と一緒にサーフィンに挑戦しました。