クロストーク Cross Talk

穏やかな社風の中、 専門・先端スキルの習得と 新しい挑戦を後押ししてくれる

新卒入社座談会

今回の座談会では、2023年度入社の新入社員3名が集結。入社理由や入社後の気づき、仕事のやりがいなど、ベールに包まれた「首都高速道路株式会社」の魅力について、ざっくばらんに語り合ってもらいました。

T.Hirabayashi

保全・交通部 保全企画課
経済学部 経済学科卒 2023年入社

「事務系総合職」として、首都高の維持・修繕に係る予算の作成や執行管理をメインに担当。土木や施設の社内関係者と調整を図りながら、億を超える規模の予算作成に携われる環境に、仕事のやりがいを感じている。

A.Morioka

東京西局 土木保全設計課
市民工学科卒 2023年入社

「技術系総合職(土木)」として、首都高、特に西局管内の道路保全に向けた耐震設計業務を担当。地震が頻発する日本の大都市において、使命感を持って、長期的かつ安全性の高いインフラ構造物の保全設計を推進している。

T.Sato

技術部 施設技術課
電気電子システム工学科卒 
2023年入社

「技術系総合職(電気)」として、共同研究や特許関連の業務などを担当。共同研究では、他の大手企業と共にローカル5Gの導入検討や実地試験を行うなど、好奇心を武器に、首都高の未来を支える先端技術を追求している。

インフラを作り、守ることへの興味が
首都高に携わるきっかけに

就職活動の際に、インフラ業界を志望した理由についてご紹介ください。

T.Hirabayashi

私は昔から地図を見るのが好きだったことと、大学時代に交通や防災など都市の課題を分析するゼミに所属していて、学んだことを活かせると思ったからです。

A.Morioka

私はローマの水道橋や遺跡など、古代の建造物を見るのが好きで。何千年を経ても崩れないインフラ構造物を作れるなんて、すごいなと思ったんです。学生時代に、地震時の橋梁の耐震解析を研究していたので、インフラ業界に絞っていましたね。

T.Sato

二人ともそんな趣味があったなんて、今知りました(笑)。私は大学院で、自動車の自動運転衝突防止レーダーに用いられるアンテナの研究をしていて、そこで道路の世界に触れていたことが大きかったです。

入社の決め手は何でしたか?

A.Morioka

私は関西出身で、地元の同業他社も受けていましたが、土木設計として働くなら“高い技術力があり、よりスケールの大きな事業を手掛けている環境で働きたい”と思い、首都高に携わることを選びました。

T.Hirabayashi

Moriokaさんは、最初から希望職種を決めていたんですね。私は事業ビジョンに惹かれて入社しました。会社説明会での「騒音に限らず、防災など周辺住民の日々の生活に配慮した事業を、今後も行っていきたい」といった事業方針が、私が実現したかった思いとリンクしていて。ここで働けたら良いなと、自然に思えたんです。

T.Sato

私は小学生の時に起きた東日本大震災で、道路が陥没した光景を目の当たりにした経験が大きかったですね。道路は当たり前にあるものだと思っていたのですが、そうではなかった。“首都高というインフラを築き、支える仕事の一助になれたら”と思い、当社を志望しました。

想像を超える「柔らかな雰囲気」が
最大のギャップでした

入社してわかった「首都高速道路株式会社」の良さがあれば、ご紹介ください。

A.Morioka

私は断然社風の良さですね。勝手に道路会社は、“真面目でお堅い社員”が多いんだろうなと思っていたのですが、入社したらそんなことは全くありませんでした(笑)。配属先の上司や先輩も気さくに話かけてくれて、そこが一番のギャップでしたね。

T.Sato

私も同じ印象でしたね。歴史のある企業なので、堅いイメージを抱いてしまいがちですが、社風はフラットで、OJTを担当してくれる先輩社員はいつも優しく接してくれます。この間も「現場を視察してみたいです」と相談したところ、快く現場に連れて行ってもらえました。

T.Hirabayashi

社風の良さもありますが、私はジョブローテーションの機会が整っていることですね。入社後に、事務系にも現場に近い部署があることを知りました。例えば、首都高の近くで実施する工事の際に、道路への影響度の有無をチェックする課も当社にはあるんです。さまざまなポジションに挑戦する機会があるので、今から楽しみです。

その他、会社の制度面で、おススメしたいポイントはありますか?

A.Morioka

OJT担当の先輩社員とのグループワーク研修ですね。今後のレクチャー方針や私に期待していることも丁寧に話してくれるので、より前向きに仕事に取り組めるようになりました。

T.Hirabayashi

OJT研修だけじゃなく、資産管理研修や財務部門研修など、“現場ですぐに活きる研修”が用意されているのも、当社ならではの良さだと思います。あとは、テレワーク制度もオススメです!

T.Sato

それ私も言おうと思っていました(笑)。実際テレワークは週1で活用していますし、通勤時間がなくなることで、働きやすさにつながっていると感じています。

知りたいこと、やりたいことが、
どんどん増えていく仕事の魅力

入社して約半年が経ち、どんなところに仕事の魅力を感じていますか?

A.Morioka

私の所属している東京西局は、首都高内で最も古い路線の保全設計を担っています。寿命が近づいてきた道路を、「如何にして長く、安全に使用できるものに保全していけるか」。土木設計としての力が試されるので、モチベーション高く働けています。

T.Hirabayashi

予算策定にあたり、「なぜこの月に、この工事予算が発生するのか」、現場の状況を理解する必要があります。技術的にわからないことがあっても、同じ課内の土木や施設の先輩社員に聞くと、ものすごく丁寧に答えてくれます。事務系だけでなく、土木や施設に関する専門的な知識が身につくのも、この仕事の醍醐味ですね。

T.Sato

私の部署では先日、長大橋に設置される照明ポールの揺れの解決を目指し、制振技術に関する特許を申請しました。“首都高の未来の根幹を担う技術を、自分の手で作っていける環境”に、仕事の大きなやりがいを感じています。

最後に、就活生に向けたメッセージがあればご紹介ください。

A.Morioka

当社の面接では、「あなたはどういう人で、どんなことをやりたいか」など、人となりに重きを置いていた印象があります。だからこそ無理に構えずに、ありのままを出せれば、きっと良い結果につながると思いますよ。

T.Sato

実現したいことや興味のあるポジションなどがあれば、ぜひ自信を持って面接に望んでほしいですね。自信を持って発言することで表情も豊かになりますから。

T.Hirabayashi

就職活動はさまざまな業種・企業を知る、絶好のチャンスだと思います。事業内容をはじめ、諸制度や福利厚生も比較していただいた上で、最終的に当社を選んでくれたら嬉しいですね!