首都高速道路株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:菅原秀夫)は、平成27年3月7日(土)に開通しました中央環状線(高速湾岸線~高速3 号渋谷線)について、開通後1ヶ月の交通状況および整備効果をとりまとめましたのでお知らせします。

  1. 1. 中央環状線の全線開通により、都心に集中する交通の分散が図られ、前年と比較すると、都心環状線の交通量は約5%の減少ながら、渋滞損失時間は中央環状線内側で約5割減少、首都高速全線においても約4割減少しています。この首都高速全線の渋滞損失時間の減少分は、約1万2千人分の労働力に匹敵します。
  2. 2. 混雑緩和に伴う所要時間のばらつきの減少により、定時性が向上しています。例えば、新宿から羽田空港までのばらつきが30分から15分に半減しており、その結果、利用者にとってリスク(遅れ)を見込んでいた無駄な行動時間の軽減が期待されます。
  3. 3. これらの効果は経済活動にも波及しており、羽田空港のリムジンバスにおいては、この4月のダイヤ改正から、混雑時の所要時間が最大15分短縮して設定されており、定時性の向上と合わせて、利便性が大幅に向上しています。また、物流や観光事業においても、具体的な効果が現れ始めています。
  4. 4. 一般道路については、今回開通した区間と並行する山手通り、環七通りなどから中央環状線への交通転換が図られ、それに伴い、混雑している時間帯での所要時間については約1割~3割の短縮が見られます。また、山手通りに並行する区道においても、大型車交通量が減少し、自転車走行の安全性向上なども図られています。
  5. 5. 中央環状線(西新宿JCT~熊野町JCT 間)や3号渋谷線等の混雑箇所については、拡幅による車線増等の渋滞対策を引き続き進めるとともに、効率的なルート選択が可能となる情報提供等の追加対策を検討・実施してまいります。