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プレスリリース
(2004年度)

2004年08月06日
日本道路公団/首都高速道路公団

中央道・首都高速4号線の集中工事の実施について

 日本道路公団及び首都高速道路公団では、お客様が高速道路を安全で快適にご利用いただけるよう、道路のリフレッシュ工事を定期的に行っています。このたび、必要な工事をまとめて行う集中工事を中央自動車道と首都高速4号新宿線で実施しますのでお知らせします。集中工事の期間中はお客様にはご迷惑をおかけしますが、集中工事により年間の工事日数と、それに伴う渋滞を減らすことができますので、皆様のご理解とご協力をお願いします。

1. 中央自動車道の集中工事

区   間 高井戸ICから国立府中ICまで(上下線)
延   長 17.0km
期   間 平成16年10月 4日(月) 0時から10月 8日(金)24時まで
平成16年10月12日(火) 0時から10月15日(金)24時まで
実施方法 終日連続して1車線規制(上下線)
工事の内容 1)事故の削減に向けて(交通安全対策)
  舗装改良、防護さく改良、路面標示
2)安全で信頼性の高い道路を目指して(道路の老朽化対策・防災対策)
  橋梁伸縮装置改良、道路構造物の点検、設備保守点検
3)道路環境の向上を目指して(環境対策)
  橋梁床版(桁)連結、吸音板取替

2. 首都高速4号新宿線の集中工事

区   間 幡ヶ谷から高井戸まで(上下線)
延   長 6.3km
期   間 平成16年10月 4日(月) 0時から10月 8日(金)24時まで
平成16年10月12日(火) 0時から10月15日(金)24時まで
実施方法 終日連続して1車線規制(上下線)
工事の内容 1)事故の削減に向けて(交通安全対策)
  舗装改良、分流部バリア改良、防護さく改良、路面標示
2)安全で信頼性の高い道路を目指して(道路の老朽化対策・防災対策)
  橋梁伸縮装置改良、道路構造物の点検、設備保守点検
3)道路環境の向上を目指して(環境対策)
  橋梁床版連結(ノージョイント化)
4)サービスのさらなる向上を目指して
  ETC機器の整備

3. 首都高速4号新宿線の出入口閉鎖

箇所・期間
及び
実施方法
・初台入口(下り)、永福入口(上り・下り)、高井戸入口(上り):期間中全て終日閉鎖
・永福出口(上り・下り):1週目終日閉鎖
・高井戸出口(下り)  :2週目終日閉鎖
※今後、工事の実施方法を工夫し、工事期間の短縮に努めます
ご利用可能な
近くの出入口
【上り】幡ヶ谷入口、永福出口(2週目)、高井戸出口
【下り】外苑入口、幡ヶ谷出口、永福出口(2週目)
工事の内容 1)事故の削減に向けて(交通安全対策)
  舗装改良、分流部バリア改良、防護さく改良、路面標示
2)サービスのさらなる向上を目指して
  ETC機器の整備

4. 主な工事の内容

事故の削減に向けて(交通安全対策)

○舗装工事
 舗装面の凹凸やひび割れなどが顕著に発生している箇所を修復する舗装工事を実施します。また、合わせて雨の日の水はけを良くし、走行時の路面騒音を減少させる高機能舗装化を行います。


○防護さく改良
 道路外や反対車線への飛び出しなどの重大事故を防止するため、強度を増したガードレールに交換します。


安全で信頼性の高い道路を目指して(道路の老朽化対策)

○橋梁伸縮装置改良(橋梁つなぎ部の改良)
 橋のつなぎ目の段差や老朽化で傷んだ伸縮装置の交換により、スムーズな走行性を確保するとともに、騒音・振動の低減を図ります。


道路環境の向上を目指して(環境対策)

○橋梁床版(桁)連結
 橋のつなぎ目をできるだけ減らすことにより、走行性の向上、騒音・振動の低減を図り、沿道への環境整備を行います。


5. 集中工事による効果

 交通量の多い区間で集中工事を行うことは、工事渋滞を中央道では約7割削減、首都高速4号線では約8割削減することが可能となり、非常に効果があります。日本道路公団及び首都高速道路公団では、お客様が高速道路を安全で快適にご利用いただけるよう、工事渋滞の削減に努めています。
 また、今回の集中工事などの工事方法の工夫や重点化を行なった結果、中央道と首都高速4号線で昨年度より工事による交通規制時間を約2割削減しております。

1. 中央道集中工事の削減例
 (1)集中工事による工事規制の削減例(中央道 高井戸IC~八王子IC)


(2)集中工事による工事渋滞の削減例(中央道 高井戸IC~八王子IC)


◎工事渋滞は、約7割(222件÷305件)の減少が見込まれます
※注 通常期の工事規制とは、集中工事の他に緊急的に行う舗装修繕工事や事故復旧などの工事及び、定期的に行わなければならない路面清掃などの工事のことです。

2. 首都高速4号線集中工事の削減例
(3)集中工事による工事規制の削減例(首都高速4号線 高井戸~幡ヶ谷)


(4)集中工事による工事渋滞の削減例(首都高速4号線 高井戸~幡ヶ谷)


◎工事渋滞は、約8割(303件÷394件)の減少が見込まれます
※注 通常期の工事規制とは、夜間実施する舗装修繕工事、橋梁伸縮装置修繕工事及び、定期的に行っている道路交通情報施設の保守点検や路面清掃などのことです。

6. 道路交通情報

集中工事期間中は、テレビCM、ラジオCM、新聞広告、ポスター、インターネット、横断幕などで工事規制内容等をお知らせします。

旅行計画に役立つ道路交通情報
◎ 各サービスエリアのインフォメーションや料金所、管理事務所などで集中工事をお知らせするリーフレットやポスターの配布または掲示
◎ 横断幕、懸垂幕、立看板を設置
◎ テレビCM、ラジオCM、新聞広告を実施
◎ インターネットで提供

お出かけ前の道路交通情報
◎ ハイウェイテレホン【5分毎に更新される最新情報を24時間提供】
  八王子局  0426-92-1620
  甲府局    055-275-1620
  諏訪局    0266-57-1620
  長野局    026-278-1620
◎ 首都高速テレホンサービス【5分毎に更新される最新情報を24時間提供】
  03-5632-2222
◎ ハイウェイFAX【5分毎に更新される最新情報を24時間提供】
  ナビダイヤル 0570-00-1625 ※
  ※ 全国(北海道・沖縄を除く)どこからでも、一番近いハイウェイFAX中継局に接続します
  (自動車電話、携帯電話等の移動体通信からはご利用になれません)。
◎ 日本道路交通情報センターの道路交通情報
  全国統一番号 0570-01-1011 ※
  ※ 全国どこからでも最寄りの情報センターに接続します
  (自動車電話、携帯電話等の移動体通信からはご利用になれません)。
◎ 首都高速総合案内(MEX-iセンター)【平日9:00~20:00】
  03-3580-1881

走行中のタイムリーな道路交通情報
◎ 道路情報板
◎ ハイウェイラジオ(1620kHz)
◎ ハイウェイ情報ターミナル(渋滞情報をテレビ画面等で、分かりやすくお知らせします)
  【中央道】
  石川PA(上下)・談合坂SA(上下)・双葉SA(上下)・諏訪湖SA(上下)・駒ヶ岳SA(上下)・
  恵那峡SA(上下)・小黒川PA(上下)・屏風山PA(上)
  【長野道】
  梓川SA(上下)・姨捨SA(上下)
  【首都高速】
  駒形PAと加平PAを除く17箇所の各PA
◎ VICS(VICS対応のカーナビゲーション等の車載機で、道路交通情報が入手できます。)
◎ その他(標識車、看板、サービスエリアのインフォメーション、レストラン、給油所、料金所)

7. 交通混雑時の安全対策

渋滞後尾での追突事故防止
◎ 渋滞の状況に応じて、その後尾での追突事故を防ぐため、極力渋滞の後尾に標識車を配置し警戒にあたります。

突発事故等への対応
◎ 緊急車や故障車の誘導や規制材の点検のため、保安員が常時巡回します。

8. お客様へのお願い

◎ 他の公共交通機関のご利用を
集中工事期間中は、高速道路や周辺の一般国道等が大変混雑すると予想され、所要時間も通常より多くかかるおそれがありますので、他の公共交通機関をご利用下さい。ご理解とご協力をよろしくお願いします。
◎ 渋滞後尾での追突事故にご注意を
渋滞時には、渋滞の車列の中や渋滞後尾での追突事故が発生しやすくなりますので、渋滞にあった場合には後続車に合図するなどして、追突事故の防止に心掛けて下さい。

お問い合わせ

首都高速道公団西東京管理
 TEL.0120-64-7825(直通)