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プレスリリース
(2023年度)

2023年12月05日
首都高速道路株式会社

低濃度PCB含有塗膜が付着した鋼材の誤処分について

首都高速道路株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:前田 信弘)は、低濃度PCB(ポリ塩化ビフェニル)含有塗膜が付着した鋼材を誤った方法でスクラップ処理していた事実を確認しましたので、以下のとおりお知らせいたします。
皆さまには多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
なお、PCBの総量が微量であり、かつ高温で熔解処置していることから環境への影響はないものと考えております。
今後、PCB廃棄物の保管・管理について、関係法令を遵守し、再発防止に努めてまいります。

1.概要

弊社が発注した上部工補強工事(工事場所:神奈川県横浜市西区)において、低濃度PCB含有塗料が付着した撤去鋼部材をPCB廃棄物に必要な取り扱い、手続きを行わずに、受注者が一般のスクラップ工場に搬出し、PCB無害化処理認定を受けていないスクラップ工場で熔解処置を実施した。
鋼部材撤去にあたり塗装塗替え時の素地調整作業により発生した塗膜くずについては、PCB廃棄物として取り扱い、手続きを行っていた。

  • ※国の定める基準(0.5mg/kg)を超えるPCBが確認された場合、塗装塗り替えによって生じた塗膜片及び塗膜が付着した鋼材などの廃棄物は、法令に基づき特別管理産業廃棄物として適切に管理し、指定された事業者での運搬及び無害化処理が必要となる。
2.誤処分した低濃度PCB含有塗膜付着鋼材
誤処分鋼材量:
22.4t(総PCB量0.65g)
PCB含有量 :
0.93mg/kg
※0.5mg/kg超~5,000mg/kg以下が低濃度PCB廃棄物に該当
3.今後の対応
  • 関係自治体へ報告の上、必要な対応を行います。
  • 現在、類似工事の調査及び再発防止策を取りまとめているところです。とりまとまりましたらお知らせいたします。

お問い合わせ

首都高速道路株式会社
保全・交通部 点検・補修推進室 点検・補修推進課
TEL 03-3539-9480