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更新情報
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更新情報(2011年度)

2011年06月30日

高速神奈川6号川崎線大師換気所における脱硝機能低下のお知らせ

1.大師換気所の脱硝設備の現状について

平成22年10月20日に開通した高速神奈川6号川崎線(殿町~大師ジャンクション)大師トンネルの大師換気所には、周辺環境への負荷低減のため、低濃度脱硝設備(低濃度脱硝装置、SPM除去装置)を設置しました。
脱硝設備は、二酸化窒素(NO2)の濃度が0.05ppm~1.5ppmの場合、除去率90%以上の効果を得られるような設備としての開発を行ってまいりました。
大師トンネルにおいては、近年の車からの排出ガス濃度が低下してきたことに加え、現在、交通量が少ないことからNO2の濃度が極めて低く、脱硝設備の対象とする排ガス(NO2)濃度も0.05ppmを下回る状況にあるため、現在、試験調整を行いながら脱硝設備の運転・運用の確認(※)を行っています。

2.平成23年5月に発生した脱硝設備の機能低下について

このような中、5月以降、脱硝設備周辺で高湿度状態が継続し、NO2の除去性能が低下するという事象が発生しました。現在、除湿作業等の緊急対策を実施するとともに、このような状況となった原因の究明や対策等について検討を行っているところです。
脱硝設備の除去性能が低下したことに関し、沿道にお住まいの皆様にご心配をおかけすることとなり、お詫び申し上げます。
5月分の稼動データ(PDF/31KB)

なお、トンネル内の排ガスは低濃度であり、さらに換気塔から上空高く吹き上げることにより希釈拡散されることから、周辺環境への影響はほとんどないものと考えております。

稼動データについては原因究明や対策等と併せて、今後、適宜お知らせいたします。

※脱硝設備の試験調整運転について
大師トンネルでは、以下のような場合、除去率が正確に管理できないという状況が発生しています。
 (1)トンネル内のNO2濃度が設備設計の下限値(0.05ppm)より低い場合
 (2)脱硝設備除去後の濃度が計測器で計測できる最低値(0.005ppm未満)より低い場合
以上のことから、1日平均値で90%以上除去するという管理方法(除去率管理)から、計測器で計測できる最低値(0.005ppm)未満まで濃度が低下していることを確認する管理方法(濃度管理)に変更していくことも視野に入れ、慎重に運転・運用の確認を行っています。

(参考)過去の試験調整での稼動データ

お問い合わせ

首都高速道路株式会社
 技術部 技術推進グループ
 TEL  03-3539-9424