平成23年6月30日にホームページにてお知らせいたしましたが、5月以降、大師換気所において低濃度脱硝設備(低濃度脱硝施設、SPM除去装置)周辺で高湿度状態が継続し、二酸化窒素(NO2)除去性能が低下するという事象が発生しました。
これは、5月に入り高湿度で暖かい外気が、大師トンネル内で冷やされることによって湿度が上がり、脱硝設備周辺で飽和状態になったために起こったものと思われ、6月以降も機能低下の状況が続いています。

前回公表内容(平成23年6月30日公開)

6月分の稼動データ(PDF/31KB)

このような中、設備の機能低下に対し、除湿機の設置や脱硝材の乾燥等の対策を行っておりますが、抜本的な機能回復には至っていない状況にあります。
今後は、原因究明と対策について決まりましたらお知らせいたします。
機能低下が続いていることについて、沿道の皆様にご心配をおかけすることとなり、お詫び申し上げます。

(参考)過去の稼動データ(1~6月データ)