中央環状品川線低濃度脱硝設備管理委員会 設立趣意

低濃度脱硝装置、SPM除去装置(以下、これらを「低濃度脱硝設備」という。)は、換気所周辺の大気環境に対する局所対策として開発され、平成19年12月開通の中央環状線新宿線(4~5号線間)の換気所に首都高として初めて設置された。

首都高では、二酸化窒素(NO2)や浮遊粒子状物質(SPM)における所定の除去率を満足するよう、低濃度脱硝設備によりこれらの物質を除去するなどの管理・運営を行っていて、その結果を毎月ホームページで公表しているところである。

このような中、平成22年夏季において、トンネル内の暑さ対策として行った換気運転により、東中野換気所で換気システムが非常時運転の稼動域に達し、40余日の間において低濃度脱硝設備を通らない排気が排出され、換気塔の上部にすす汚れが発生するという事象が発生した。なお、当社では、この事象について、低濃度脱硝設備を設置している全換気所で対策を既に講じており、その後は同様の事象は発生していない。

このような状況に至ったことに鑑み、平成26年度末に開通を予定している中央環状品川線においても同様の低濃度脱硝設備を設置することから、低濃度脱硝設備の適切な管理・運営について学識経験者等による確認を行うことを目的とした「中央環状品川線低濃度脱硝設備管理委員会」を設置することとしたものである。

委員会名簿

会務 氏名 所属先
委員長 岡本 眞一 東京情報大学 名誉教授
委員 並木 則和 工学院大学 教授
委員 吉門 洋 一般財団法人日本気象協会 参与
委員 藤田 修一 品川区 都市環境部長
委員 村田 正夫 目黒区 環境清掃部長
委員 三具 正孝 首都高速道路株式会社 技術部担当部長

委員会の開催概要

当委員会では、これまで以下の審議を行ってきました。

(1)開通前

  • 中央環状品川線低濃度脱硝設備の概要
  • 低濃度脱硝設備の除去性能に係る管理
  • 品川線の低濃度脱硝設備の運営方法

(2)開通後

  • 低濃度脱硝設備の運転状況

首都高としましては、今後も引き続き中央環状品川線の低濃度脱硝設備を適正に管理・運営していくとともに、適宜委員会の開催や除去率等データのホームページ公表により状況を報告してまいります。
なお、不具合等の状況が発生した場合には適宜委員会を開催し、原因と対策を検討します。

平成28年3月25日に第3回委員会が開催されました。

議事内容
  1. 日時:平成28年3月25日(金)10時30分~11時15分
  2. 場所:首都高速道路株式会社 本社
  3. 議事:
    (1)品川線の低濃度脱硝設備の管理・運営状況
    (2)その他
議事要旨

中央環状品川線における低濃度脱硝設備の管理・運営状況について審議した。当設備は、要求性能どおりの除去率を示しており、また、適切に管理・運営されていることが確認された。引き続き、これまでの審議内容を踏まえながら品川線の低濃度脱硝設備を適正に管理・運営されたい。

平成27年10月2日に第2回委員会が開催されました。

議事内容
  1. 日時:平成27年10月2日(金)10時00分~11時30分
  2. 場所:首都高速道路株式会社 本社
  3. 議事:
    (1)品川線の低濃度脱硝設備の管理・運営状況
    (2)その他
議事要旨

中央環状品川線における低濃度脱硝設備の管理・運営状況について審議した。当設備は、所定の能力を有しており、また、これまでのところ適切に管理・運営されている。今後も引き続き、当設備の管理・運営状況を注視していくこととする。

平成26年12月12日に第1回委員会が開催されました。

議事内容
  1. 日時:平成26年12月12日(金)15時00分~16時30分
  2. 場所:首都高速道路株式会社 本社
  3. 議事:
    (1)委員会設立趣旨等
    (2)当委員会における検討の概要
    (3)品川線の低濃度脱硝設備の運営方法
    (4)その他
議事要旨

中央環状品川線における低濃度脱硝設備の管理、運営方法について審議した。管理、運営方法は、すでに供用中の山手トンネルでの実績に加え、山手トンネル東中野換気所で以前発生した不具合への対応も適切になされているものであると認められることから、今後は中央環状品川線供用後の低濃度脱硝設備の管理、運営状況を注視していくこととする。