企業情報

CORPORATE INFORMATION

プレスリリース
(2008年度)

2008年05月15日
首都高速道路株式会社

「首都高X(仮称)」に電子マネー”Edy”を採用します

 首都高速道路のETC利用率が、本年4月に月間平均でも初めて80%を超えました。当社では、距離別料金移行に向け、引き続きETCの普及促進に取り組んで参ります。並行して、ETCを取り付けないお客様に対し、ETCを付けなくても距離別料金を適用できるシステム(「首都高X」(仮称))の準備も進めているところですが、この度、「首都高X(仮称)」に採用する電子マネーに、ビットワレット株式会社が運営する電子マネー”Edy”(注1)を採用することとしました(注2)ので、お知らせいたします。
 当社といたしましては、距離別料金の導入に合わせて「首都高X(仮称)」を提供できる様、さらに検討を進めてまいります。


注1) 電子マネー“Edy(エディ)”
ソニー株式会社の非接触IC技術「FeliCa(フェリカ)」を活用した、プリペイド型電子マネーです(URL http://www.Edy.jp)。プリペイド型なので、面倒なお申し込みもなく誰でもご利用いただけます。ビットワレット株式会社が運営管理しています。現在の累計発行枚数は、約3,900万枚、47都道府県の約74,000店舗で使用できます(2008年4月時点)。
※“Edy(エディ)”は、ビットワレット株式会社が管理するプリペイド型電子マネーサービスのブランドです。
※「FeliCa(フェリカ)」は、ソニー株式会社の登録商標です。

注2) 首都高X用に発行されるEdyカード(首都高Xカード(仮称))のみご利用いただけます。

(参考)「首都高X(仮称)」の利用イメージ

出口に料金所のない首都高で、ETCを搭載していない方の利用距離を把握するためのシステム(首都高X(仮称))の準備を進めてきました。首都高Xは、現時点では次のような利用イメージを想定しております。


[ご利用前]

 「首都高X」をご利用になるときは、あらかじめ、首都高Xを取り扱うコンビニエンスストアなどで「通信器と電子マネーカード(首都高Xカード(仮称))」の(1)キットを借り、その場で通信器をシガーライターソケットに(2)取り付けていただきます。 このときに、首都高Xカードに電子マネー“Edy”をチャージしておくと、料金所で停止する時間が短くて済みます。


[ご利用時]

 首都高の入口では、料金所の一般レーンに進入して(3)一旦停止し、首都高Xカードで(4)上限額をお支払い下さい。
 上限額と実際の通行料金の間に差額が生じた場合は、翌日以降、弊社料金所やコンビニエンスストアなどにおいて、首都高Xカードで上限額と通行料金の(5)差額を“Edy”として受け取れます。


[ご利用後]

 首都高Xのご利用をお止めになりたいときは、通信器を返却いただければ、その通信器が正常に動作することを確認した上で、キットをお貸しする際にお預かりした(6)デポジット額を首都高Xカードに“Edy”としてお返しします。


[ご利用に当たっての留意事項]

 首都高Xでのご通行には、ETCの場合と異なり、時間帯割引等はありませんが、無記名・匿名で使えます。また、キットは友人や家族の間で使い回すこともできます。なお、首都高Xがご利用できるのは、首都高のみです。



「首都高Ⅹ通信器」試作機
通信器のサイズ(本体):L69 × W49 × H13.5 (mm)
質量(本体):約65 g

お問い合わせ

首都高速道路株式会社 
 首都高ETCコールセンター
 TEL 03-6667-5859